今本当に必要な音楽への支援とは

10月に入ってから、新たな出会いが爆発しています。

また以前の、コンサートのマネジメントをしたい人募集!的なブログに多くの反響を頂いておりまして、連日たくさんの方からご連絡いただいております。

ありがたいことなのですが、僕は残念ながら1人しかありませんので(時々、何人いるんですか!?って聞かれますが、残念ながら1人です。分身したい。)順番にお話聞かせてもらいます。

さて、色々なきっかけもあり、最近急に、音楽家のキャリア支援をしようと動いている人が結構いるんだなということを知りました。

自分も演奏活動をしながら、演奏活動を続けて生活できる仲間を増やしていきたいと考えている人がいることも分かってきました。

これってすごく嬉しいこと!

普通は自分で精一杯なんです。

僕はたまたま指揮者という、音楽家の中で唯一1人では本当に何にも役に立たないポンコツな役職をすることになったので、

仲間を維持するために、演奏家がもっと活躍できるために何かしようという発想になりましたが、

例えば、ピアノがめちゃめちゃ弾けてたりしたら、多分ずっとピアノ弾いてますもんね!笑

みんなのために、という発想にはなかなか至らない。

だからこそ、そういう人がいるというのが嬉しいです。

んで、タイトルのことだけども。

単刀直入にいうと、音楽業界を盛り上げるためにまず必要なのは、

音楽家のキャリアを本気でサポートしたいという意思のある人が、マネジメントやプロデュースで、きちんと生計を立たられる仕組みを作ることです。

難しいのは、演奏家から搾取することなしに、別の部分からお金を回してきて生計を立てる仕組みでないといけないということです。

多くのプロフェッショナルプレイヤーを維持するためには、まず、プロフェッショナルのプロデューサー、マネージャー、キャリアアドバイザーが必要なんですよね。

まだまだ、この領域はほぼボランティア状態でやってる人が多い。気持ちは嬉しくても、絶対それでは続かないんです。

まずは、そういう強い意志のある人たちのコミュニティを確立させたいところ。

共存共栄を理解できて、新しい価値や仕組みを作ることにモチベーションがあって、音楽を愛している人たちと、どう繋がっていくのか。

これからの課題です!