◎北風と太陽のお話
誰かと何かをして、
なかなかうまくいかないことがある時、
僕はいつも「北風と太陽」の話を思い出すようにしています。
北風くんと太陽くんが、旅人のマントをどちらが先に脱がせることができるかというお話。たしか内容はこんな感じ。
………….
ある日、北風くんが太陽くんに、力比べの勝負を持ちかけました!
“あの旅人のコートをどちらが先に吹き飛ばして脱がせることができるか、勝負だ!”
北風くんは、ここぞとばかりに暴風を巻き起こし、旅人のコートを吹き飛ばそうとします。
だけども、旅人は寒いのでコートに必死でしがみつき、なかなか吹き飛ばすことができません。
北風くんは疲れてとうとう諦めてしまいました。
今度は太陽くんのターン!
太陽くんは嵐を起こすのではなくて、ぽかぽかと陽気な天気に。
暖かい日差しを旅人に送り続けたのです。
すると旅人は、陽気な気分に。
少し歩くと、暑くなって汗をかいてきたのです。
そして、ついに旅人は、自分からコートを進んで脱いだのです。
この試合、勝負あり!太陽くんの勝ち!
………..
なぜか幼い頃に読んだこんな絵本を鮮明に覚えていまして、
幼いながらに僕は、
“なるほど!
自分は太陽くんみたいに生きよう!”
と、思ったのでした。
今考えても、人間関係の作り方の、大きな指標になる絵本。
相手に何かを望む時、
無理やりそれをさせようと動くのではなくて、
相手が自ら進んでそれを望むように、
自分の行動を考える。
簡単なようでなかなか難しいことです。
ただ、最近の悩みは、太陽くんになり続けるためには、毎日燃え続けるためのエネルギーがいるということ。
周りを熱して、照らし続けられる熱量がないと、なかなか人は人肌脱いでくれない!
燃え続けるためにはエネルギーがいる。
これをどうするか、ですよね。
お米食え!ってことかなー!!