コンサートを成功させるために、最も大切な要素とは?

今日は、前回のオーケストラのアンケート結果を改めてまとめながら、見ておりました。

アンケート回収率率が約50%となかなか高い!

ソリストが二人いたので、新規のお客様もおられましたが、

嬉しいのは、コンサートに来た理由で、

“セレーノ・チェンバーオーケストラのコンサートだから”

という欄にチェックを入れてくれる方が非常に多いということ。

すでに、3回目以上来て頂いているリピーターのお客様も非常に多いのです。

とてもありがたいこと。

 

クラシック音楽のコンサートのコンセプト作り、広報って、

どうしても”作品ありき”になってきがちなんです。

メインの売り出し方が、”ベートーヴェンの第九をやります!”みたいに、作品先行になりがち。

演奏者より作品の方が有名だから、と安易に考えることが果たして良いのか。ここを考えないといけないと思います。

他の世界ではあり得ないことですからね!

上手なプレーヤーは、昔よりも確実に増えている。

そんな中で、ずっと昔から良いとされて何百年も愛され残ってきた音楽を、我々は演奏するわけですが、

今を生きる音楽家は、

“自分が演奏する意味”を客観的に考えていかないといけないなと思っています。

さて、タイトルの答えです!

僕は、これからは、音楽に限らず、

“人”に価値が出てくる時代だと思っています。

誰が演奏するのか!なぜあなたなのか!

これが一番大事!

クラシック音楽をやる人は、特にそのことを意識すべき!

お客さんの立場になって考えた時、

このコンサートのベートーヴェン作品は、

他の数ある同じ曲を演奏するコンサートと、

“どこがどう違うのか”をアピールしないと、数あるベートーヴェンのコンサートの中から選ぼうと思いませんよね。

コンサートを作るときに、この差別化がとても大事になってきます。やり方は無限大!

少しでも参考になれば!

そして、12/7のセレーノ・チェンバーオーケストラでの、メンコン、田園ですが!!

 

メンコンは、もう、横山亜美が弾くので、それだけで唯一無二ですよね。笑

他では今のところ弾く予定ないですし、オーケストラも、普段から活動を共にするいわばホームのような仲間たち。

これは聞かないと損でしょう!

そして、ベートーヴェンの第6番田園!

年末は、日本は9番ばかり演奏されますよね。

(もちろん、すっばらしい作品であることは間違いありませんが!)

どうしてもヘソを曲げたい性格の僕は、ここでメンデルスゾーンの交響曲第2番”賛歌”あたりをぶつけたくなるんですが、

それはもう少しおいておき笑、

みんなが”9番”をやるなら、うちはそっくりそのままひっくり返しちゃえ!

と言うわけ!!

……….

と言うのは、半分冗談なんですけれども、

この6番も言わずと知れた名曲。誰もが知っている作品だと思います。

それをどこまで新鮮に聞かせられるか。

スーパーにセレーノな(晴天の)田園風景をお届けして、(あ、残念ながら、いやでも途中で一回大嵐が来てしまうんですが、大丈夫です、必ず最後は晴れます。)

ステージも、他のオーケストラより華やかで素敵!と言う意見も多く頂いています。

僕自身、”オーケストラは一人一人が必ず主役”だという考えでやっています。

どういうこと?と思う方は、是非一度ホールへ!

皆さんの2018年の大きな癒しとなるような、ここでしか聞かない演奏をお届けしますので、

忘年会の予定が入る前に!!

ご予定いただき、ご連絡頂きますようよろしくお願い致します!!

重ねてよろしくおねがい!いた!します!!