力を持つということ。

なんとかブログだけは毎日更新しています。

正直、今、心の整理が色々と追いついておりません。

僕は、先日のインドネシア スラウェシ島大地震を、現地のスラウェシ島で経験しました。

被災といっても、僕が滞在していた地域は、距離的には東日本大震災の時の大阪くらいの感覚でした。

どこかで大きな揺れが起きているな、というゆっくりとした揺れでした。

今、被害がどんどん明るみに出てきています。

現地は、建物も自分たちで器用に建ててしまうような文化があります。耐震性基準なんて、きっとほとんど無いと思います。

M7.5で、どうなるかなんて、だれも想像ができません。。。

そして案の定、今回の旅で出会っていた方が遺体で見つかったり、

仲良くなった友人たちの親戚や大学時代の友人などがたくさん亡くなっていたことがわかったと連絡が入ってきます。

土砂や瓦礫の中から、脚だけ、また腕だけ見つかったという人もたくさんいるようです。

2000人ほどが生き埋めになった地域もあるようです。

現地で僕らのドライバーをしてくれた同じ歳のブディ君は、一番被害の大きかった街へ行き、連日行方不明者の捜索活動を行なっているとのこと。

日本から、何もできないことが心痛みます。

日本でも、今では北海道で同じような状況の人がいるのだと思います。

人を助けるためにも力がいる。

自分の力の無さを痛感しています。

誰かを救えるパワーを得るためにも、もっともっと自分の手の届くエリアを広げていかないとと、思いますね。

今の僕の周りに起こる出会いが、何かにつながることを信じています。


ドラマティックな引きがすごい!

こんばんは。

今日もまたすっごく素敵な出会いがありました。

遡ること一週間。

芦屋のクラシカに今後の打ち合わせに行った時に、英語を喋るアジア系の中学生くらいの男の子がやってきてたのです。

そして、オーナーと挨拶しておもむろにピアノを弾き始めたのです。

ヒナステラのアルゼンチン舞曲。

それがまた素敵な演奏で、思わず保護者の方や同行してた方に話しかけたのです。

すると、彼は13歳のマレーシア人で、この度大阪国際音楽コンクールを受けるために日本にやってきたとのこと。(そして、昨日のファイナルで見事に受験した2部門ともに第3位入賞をされたとのこと。)

そして、彼と同行していた日本の方が、しばらくマレーシアで活躍されていた日本人チェリストの方で、家がうちと徒歩圏くらい近いということが判明!

そして、僕と同世代のクアラルンプール在住の凄腕ピアニストが、今家にしばらく滞在しているということで、それはなんてタイムリーなんだと、お話を伺いに会いに行ってきました。

そしてまた話が盛り上がってしまい、遅くまでお邪魔させていただいたのですが、これから一緒に面白いことができそうで、楽しみです!

マレーシアといえば奇しくも先日訪問したインドネシアのお隣さん。現地の音楽教育事情もたくさんお聞きできました。

そしてまた面白いことに、人脈はどんどん繋がります。共通の知り合いから、東南アジア全体に可能性がどんどん広がる。

セレーノ海外ツアーへの夢もまた一歩実現に近づいてきました!

あとは、どうコーディネートするのかのみ。私自身の経営手腕が問われるというところです。脳みそ柔らかくして頑張ります〜!


若かりしブラームス

こんばんは。

今日も、朝から色んなところに行きましたが。

夜は明日のリハーサルに備えて、せっせと楽譜をチェック。

12/2の本番に向けて、ブラームスのセレナーデ第1番を見ています。

たまには本職中の様子をば。

かの有名な第1シンフォニーを書く前のオーケストラ作品。これがまたでっかい曲。。

Op.11という比較的初期の作品ですが、この辺りなんかはすでにブラームスらしさが出てて、好きです。

僕にとって、実はかなり久しぶり(な気がする)アマチュアオーケストラのリハーサル。

明日は良いリハーサルができますように(^^)