ああモーツァルト!!

セレーノ・チェンバーオーケストラ第6回定期演奏会、おかげさまで無事終演いたしました。

今回のオールモーツァルトプログラム、本当に大変でした。

前回の反省もあり、かなり事前から楽譜を見て準備を少しずつしましたが、楽譜を見るたびに、また音を聞くたびに、新しい世界の発見があり、モーツァルトの偉大さというのか、恐ろしさというのを大きく感じました。

そしてついには、本番の最中でさえ新たに気づいてします大切な価値観の数々。

個人的にはもっと時間をかけて取り組みたいプログラムだったなという反省をしています。

まだまだ未熟な僕には少し荷が重すぎたプログラム。もっとスコアと仲良くなれるよう、精進したいと思います。

ただ、オーケストラのメンバーは、今出来る限りの反応を尽くして下さり、コンサート全体としては非常に温かい空気に包まれたステキな公演になったのではないかと思っています。なかなか終演後にあんな空気になるコンサートには出くわせない。

改めて恵まれた人生だと、僕と関わってくださる皆様に感謝感謝です。

さて次回定期は、12/7!

僕の大好きなベートーヴェンの名作田園に再挑戦!

横山師匠のメンデルスゾーンの協奏曲も、必聴となるはず!

今後とも応援よろしくお願い致します。

P.S

定期が終わるごとに新しいことを始めようと心がけていますが、これから毎日ブログを更新したいと思っています。

日々考えていること、大切なこと、しょーもないこと、ネタがどうなるかわかりませんが、今の僕の頭の中が少しでもたくさをの人に伝わることで生まれる何かがあると信じて、挑戦してみます!

それではまた明日!


◎音楽のある人生を考える

昨日も書きましたか、

4/17と4/23の2日にかけて、
人生初の取り組みをしました。

演奏家に向けての、セルフマネジメントセミナー。

内容は、ざっくり言えば

“音楽を続ける道は、こんなにたくさんあるよ!”

という話をしました。

自分より若い演奏家向けにしようと思っていたら、参加者の半分以上がベテランの先輩方で、第一回目から濃い会になりました^ ^

少し前まで、演奏家を目指すものが、演奏内容の追求以外のことを考えるなんてけしからん!みたいな風潮を感じていましたが、

この数年で、大きく変わったような気がします。

多分、

“本当にこのままでいいのか?”

“このまま日本の演奏家が誰も何もしなければ、もしかして全員共倒れになるんじゃないか?”

という疑問を抱く演奏家が増えてるような気がします。

僕は大学を出る時から、音大卒業生の進路の選択肢の狭さに疑問を抱いていましたが、そんなことは言えない空気でした。

ようやく声を大にして、言えるようになって来たのかな!

もっと自由でいい!

社会の役に立ちながら、毎日音楽に囲まれて生きる方法は、無限にある!


◎第一回音楽家のためのセルフマネジメントセミナー講師を務めて

◎第1回音楽家のためのセルフマネジメントセミナー、大盛況でした!

まずは、セレーノミュージックグループのアーティスト向けに、音楽家のセルフマネジメントセミナーを開講させていただきました。

関西ミュージックリンク協会の加藤さんにもご協力いただき、今後も毎月開催することができそうです。

何しろおそらく日本初の取り組みと内容のため、どうなるのか全く想像がつかないまま始めましたが、初回から合計23名の方が受講して下さり、予想を上回る盛り上がりと、反響を頂きました。

まず何より、

僕の話を、自分の時間を割いて、わざわざ会場に足を運んでまで聴きたいと言ってくれる音楽家がこれだけ出て来てくださったということ。
新しいフェーズに入ったということを改めて実感しました。

第一回は、

“新時代に音楽家として独立するためのマインドセット”

というテーマで、

私、静間佳佑がどのようなヴィジョンを持ってコンサートやイベントを企画、実行してきたのか、

また、セレーノグループ全体としての未来像を、ざっくりと2時間話させて頂きました。

参加者の自己紹介も皆さん熱く、

いい仲間が揃って来たな!

と、嬉しくなりました。

内容自体は、音楽業界ではおそらく相当ぶっ飛んだ内容であったと思いますが、

皆さん思っていた以上に食い気味で聞いてくださって、今後につながる手応えも感じました。

また、来月からも、より詳しく具体的な内容を伝えていく場として続けていきたいと思っています。

まずはこじんまり、そこから少しずつ大きく想いの輪を広げていけたらいいな!